ナノ有機酸防腐剤 Bioactive NanoGuard

ナノ有機酸防腐剤 (Bioactive NanoGuard)は、新しい有機酸防腐剤ナノリポソーム製剤(NanoLiposomal NanoGuard)である。
Product Name:Nano Liposomal Bioactive NanoGuard;Nanoactive Bioactive NanoGuard;Bioactive NanoGuard
CAS:65-85-0,110-44-1

本品は、安息香酸、ソルビン酸などの有機酸を活性物質として、特定のナノカプセル化技術により製造された、安全でマイルドな新型有機酸防腐剤であり、有機認証品や天然化粧品の防腐に使用できる。独特なナノ技術で、pHに対する有機酸防腐剤の高度な依存性を克服し、適用pHは7.0に達する。安息香酸もソルビン酸も有機認証化粧品用防腐剤としてECOCERTに認められる。ヨーロッパ-洗浄製品および水洗い不要製品での最大添加量は2%、米国-安息香酸は 洗浄製品および水洗い不要製品に使用できる。日本-既製品では、安息香酸およびそのナトリウム塩の最大許容用量は1%である。目元エッセンスなどアレルギー性の強いところに使用でき、刺激性がない。

化学構造:

安息香酸

ソルビン酸

 

ソルビン酸と安息香酸は、食品、薬品、日用化学製品などの分野で常に防腐剤として幅広く使用されており、その安全性と有効性は認められているが、その有効性は体系のpH値に大きく依頼する。pH値が4.0より高い場合、その抗菌効果は著しく低下し、pH値が6.0より高い場合、抗菌活性はほとんど失われる。ナノカプセル化技術により開発された新しい防腐剤は、pH値に対する安息香酸とソルビン酸の依存性を効果的に解決し、pH1.0-7.0の範囲内で効果的に防腐効果を発揮できる。製品の応用範囲が広い。製品は優れた溶解性(水での溶解度は安息香酸とソルビン酸の20-30倍で、油にも水にも溶ける)、熱安定性、pH安定性と互換性を持ち、様々な製品体系に幅広く応用できる。

本製品は効果的にpH依存性を克服する